印刷・販促物削減

印刷価格は分かりにくいと思いませんか?

印刷物の価格は、印刷会社さんによりバラバラで分かりにくいと思いませんか?
紙代、版代や印刷代、説明を受けても分からないことが多くて、今の発注が適切かどうか
分からない場合が多いと思います。
本当に必要な印刷物だけを、適切な仕様、数量、そして適正価格で発注するサポートを致します。

point1-1.png 会社全体で使っている印刷物は?

会社全体で考えると様々な印刷物を使っているものです。
中には自社で出力した方が経済的なものや、ITに置き換えられるもの、またそのもの自体が
不要なんてこともあります。
事務所でもまだまだ帳票を活用している会社は多くありますが、ちょっとした工夫で帳票が不要になるケースはよくあります。

point1-2.png もし無くなったらどうしますか?

これが無ければ絶対に仕事が成り立たないというものを除き、
印刷物が無くなった場合を想定してみます。
どんな問題が起こるのか?より効率的な手段で解決できないか?を考えます。
削減することでの時間、手間の費用、また代替案に投じる費用の算出をしっかりする
必要があります。

point1-3.png ITをフル活用する。

印刷物の削減には何といってもITがかかせません。
近年、GoogleAppsやMicrosoft Online Serviceなど安価でPCに不慣れな方でも
簡単に使用できるサービスが充実しています。
ITを活用することで印刷物の削減だけでなく、情報の共有化や業務の効率化にも繋がります。

point2-1.png 特殊な用紙を使っていませんか?

少し特殊な用紙を使ったり、付け合せの悪いページ立ての印刷物を
作っていませんか?
特殊紙を使うと、見栄えがよく少しインパクトがあるように思いますが、実は相当割高になるのです。
需要が少ない分、価格が高いのは当然ですが、他の印刷物と付け合せた印刷が出来ません。

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というように一般的に使わない用紙を使うと左記のように付け合わせが出来ず、単独での生産になるので、
コストも大幅にアップするのです。
印刷物に占める用紙代の割合が約20%ですので大きく変わらない気がしますが、普通紙と特殊紙では
10倍ほど価格の差があるものも珍しくありません。

point2-2.png ページ数,複写枚数は最適ですか?

上記でも少し触れましたが、複数ページの印刷物の作成時はページ数に注意が必要です。


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菊全の印刷機ではA4サイズを8面付けることができますので、両面印刷をしたとして16Pとなります。

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それとは別に4P分必要になる訳ですので、菊半(菊全の半分)の機械で8P分を印刷します。
あくまでも必要なのは4Pだけですので、残りの4ページは廃棄するか、2丁同じものを付けて、半分の数を
印刷することになります。
版代は同じですし、印刷代も大きく変わりませんので、20Pはやや非経済的なロットと言えます。
という理由で、16Pと20Pの差は大きくありますが、24Pの場合も20Pと同じ工程で印刷するので
20Pと24Pの費用の差はあまりないのです。
よく表紙のみ少し厚い印刷物がありますが、上記のようにページ数が経済的でも表紙だけ別に
印刷することになるので、費用の面だけでいうと非経済的です。
そのほか、帳票などはあまり大きなロットを必要としない場合も多く、発注数量の最適化で
大きくコストダウンが可能です。

point2-3.png 発注しすぎたり、発注が頻繁になっていませんか?

オフセット印刷の最低ロット(最低の金額設定)は1,000通しの会社が多くあり、
※菊全の印刷機でA4ちらしを印刷する場合は、最低8,000枚出来上がってしまうような計算です。
近年では上記のように付け合わせの印刷や、デジタル出力(高性能のプリンター出力)が可能なため、ちらしやDMのようなカラー印刷物はロットを気にせずに発注が可能になりつつあります。
しかしながら、封筒や帳票、特色の印刷物においては、付け合せ、デジタル出力が難しく、経済ロットを考えた発注が必要になります。
こちらに関してはある程度の知識が必要になりますが、

印刷の工程をご理解頂くと最適発注、また印刷会社さんとの
交渉が非常に楽に出来るようになります。

point3-1.png 発注しすぎたり、発注が頻繁になっていませんか?

印刷を請け負う業者さんは数多くあります。
トップページでも述べたように細分化された業界であり印刷会社がどのような形態かをしる必要があります。
一社で全ての工程を行うという会社はほとんどありませんし、分業が良くないということはありません。
しかしながら、発注している印刷会社さんが外注先の工程の知識がないと、ミスに繋がることもありますし、
外注先から二次外注へと仕事が流れているとコストが大きくなったり、多くの工程が外注になることにより、
納期の遅延も発生します。
印刷会社の中には、設備を保有していなくても、知識が豊富で様々なアドバイスをしてくれる会社もあります。
逆に設備を保有していても、効率が悪い発注に対しても提案がなく、指示された通りにするという会社もあります。
印刷会社に何を求めるのかを明確にしておく必要があります。
コストの面で考えると、設備を保有している方が価格的な融通が効きますが、上記のようにアドバイスの無い会社への発注は、
発注側任せとなりますので、印刷発注の際、最低限の知識はもっておいた方が良いと言えます。

point3-2.png 発注しすぎたり、発注が頻繁になっていませんか?

先に述べたように分業が多い業界ですので、コストダウンに取り組む際は発注先を選定する必要があります。
次のような条件により発注先の区別が必要になります。
①発注ロット、②印刷の種類(平版、輪転機、グラビア、UV、シルク、インクジェット出力、デジタル出力等)、
③印刷物の種類(帳票、ちらし、カタログ、ポスター、冊子、名刺、布製品等)、
④加工の有無(PP加工、箔押し、トムソン、特殊製本等)。
一般的には印刷物という大きなくくりで考えがちですが、様々な印刷方法が存在します。
発注先の担当者、会社が十分な知識をもっていれば問題ないですが、知識がなければ、いざ制作段階になって
「見積もりの額では出来ない」とか「その形では加工が出来ない」ということになり兼ねません。
そのような事を避けるためにも、ある程度、発注先のことを知っておいた方がいいと言えます。

point3-3.png 印刷会社担当者からの提案はありますか?

提案というと画期的なものを思い浮かべますが、印刷会社からのちょっとした声がけでミスが防げるケースはあるものです。
多くの印刷会社さんは御用聞き的な営業スタイルで、依頼通りの仕事をします。
印刷の発注は多くの場合、営業担当者を通じて行いますが、発注後、営業担当の指示で仕事が流れていきます。
他の業種であれば、仕事が決まった時点で、開発担当者や製造担当者にバトンタッチし、仕事をすすめるケースが多いと思いますが、
印刷会社の場合は、デザイン部門の担当者が直接お客様を訪問する場合が少なく、営業がヒアリングを行います。
ですから営業担当者がデザインや工程の知識をどれだけ持っているかで、コストだけでなく、仕上がりが大きく変わってくるのです。

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